生誕70余年の足あと 第一話

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現在の滋賀県近江八幡市安土町に、青々とした立派で元気な太い木の目が芽吹いた。

処が臍の緒の切る場所が悪かったのか、切り方が悪かったのかはたまた臍の緒自体が悪かったのか、何れにせよ振り返るなら波乱万丈70余年の今日が生まれたのだ。結果として楽しい事ばかりではなく、かと言って苦しい事や悲しい事ばかりでも無く、別の意味では捨てる神有れば拾う神もあると言うことで、差し詰め吾輩は結論として平均的なガタガタ道を唯々ひたすらに馬車馬の如くまっしぐらに真剣に、世間を信じながら反骨精神で義理人情をモットーとして生き長らえて来た事が、結果として今日の吾輩である、と確信している。   写真は日本海の冬波で吾輩を象徴している大切な1ショット。

ーーー次回につずく。